- 毎回送っても取材連絡が来ない
- プレスリリースの書き方の基本を知らない
- マスコミに取り上げてもらうプレスリリースってなに?
プレスリリースの書き方について、あなたもこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。
プレスリリースを書く前に、まずは
- 重要性を知っておくこと
- 文字だけになっていないか確認すること
が大切です。
今回は「文字だけにならないプレスリリースの書き方」を詳しく紹介していきます。
取材されるために絶対に覚えておくべき「プレスリリースの持ちこみ方」も紹介していますので、ぜひ最後までぜひご覧ください。
プレスリリースの重要性を認識しよう
マスコミに取り上げてもらうためのプレスリリースを書く前に、まず「プレスリリースの重要性」を認識しておくことが大切です。
プレスリリースがなぜ重要なのか。主な理由として3つあげられます。
- 情報発信と認知度向上
- 信頼性の向上
- メディア露出の獲得
プレスリリースは、企業や団体の情報をメディアや一般に向けて効果的に発信する手段です。
これにより、新製品やサービスの存在や特長、イベントの詳細などが広く知られるようになります。
また、メディアや報道機関は、信頼性の高い情報源を求めています。
プレスリリースは、情報を公平かつ正確に伝えるための手段として利用され、これにより、企業や組織は信頼性を高め、良好なイメージを構築できるのです。
そして、メディアや報道機関によって取材されると、メディア露出を獲得し、目標市場やターゲット層に対するリーチが拡大。
広告費用をかけることなく広告効果を得ることに繋がるのです。
ただプレスリリースを書けばいいのではないということ。
そして、マスコミに取り上げてもらうにはどうすればいいのか、をよく考えて内容を詰めていくことが、取材をされるプレスリリースが完成するのです。
マスコミに取り上げてもらうには文字だけではダメ!
プレスリリースを作る際、文字だけになっていませんか?
プレスリリースは「マスコミに取り上げてもらうために作っているもの」だということを忘れてはなりません。
文字だけのプレスリリースはただの紙切れ。
最悪の場合、中身を見てもらえず破棄されてしまうこともあります。
文字だけのプレスリリースはなんの意味もありません!
ということで、マスコミに取り上げてもらうプレスリリースを作る際に絶対に覚えておくべきポイントを5つ紹介していきます。
ポイント1「どれくらいすごいかを表現する」
取材しづらいリリースのひとつに「受賞しました」がありますが、まず業界関係者でないと賞の大きさがわかりません。
今日も全国各地で何かしらの受賞者がいるので、その1人を取り上げても…
というのがその理由です。
「受賞」ではなく「何が受賞するに値するくらいすごいのか」と書かれると、受賞したすごさが伝わってきますよ。
ポイント2「画像の位置はタイトルと同じくらい大事」
リリースの画像の位置は、意外と大事です。
写真を冒頭に持ってくるリリースが稀にあるのですが、これが見づらく見えてしまいます。
画像の内容について解説してから、該当する画像を配置してみましょう。
オススメは
- 問い合わせ先記載の直前
- 該当する記述の左右
の2か所です。
ポイント3「概要欄の下に日時を書く」
イベントなどの日時は概要欄の下に配置するのが基本です。
記者にはプレスリリースの上1/3だけで内容がだいたい分かるという熟練の技があります。
なので、ここに日時が書かれていないと「いつ開催するの?よく分からないな」とボツになることも。
最後まで読んでもらうためにも、基本中基本である「概要欄の下に日時を書くこと」を必ず覚えておくようにしましょう。
ポイント4「物から見えないものを書く」
商品リリースで「商品そのものについて」の詳細をたくさん書いてくださる方がいますが、大きさや重さ等は調べたら分かります。
もちろん概要は知りたいですし、書いていないとメディアには伝わりません。
しかし一番は「商品を手にとっても分からないこと」が知りたいのです。
- 制作した経緯
- 商品を作った人
など、マスコミは「物から見えないもの」が知りたいということを忘れないようにしましょう。
ポイント5「A4一枚で書くこと」
プレスリリースは「A4一枚」が大原則。
なぜなら1枚につき1秒位しか目を通す時間がないからです。
優れたプレスリリースは紙一枚で仕上げており、二枚以上書いても許されるのは、大企業だけです。
- 行間がきちんとあいている
- 文字数も少ない
など、工夫をこらし、詳細が詰まっていれば、プレスリリースは一枚で十分なのです。
プレスリリースの基本はA4一枚ですが、どうしても収まらず複数枚になることがあります。
その場合、一番最後のページではなくページ毎に連絡先を入れるのがオススメ。
1枚目だけ見て「連絡先ないな…」と誤解されるのを防ぐことができます。
取材が殺到するプレスリリースの持ちこみ方
マスコミに取り上げてもらうには、プレスリリースの書き方以外に「売り込み方・持ちこみ方」も重要です。
- お金をかけずに確実に複数社に届く「県庁記者室」へ持ちこむ
- 独自色のある広報はダイレクトにマスコミに売り込む
- 売り込んでも反応がない時にPRサイト使う
- プレスリリースの他に各社のお問合せフォームや、Twitter DM、LINEなどから「WEB」での売り込む
同時進行での売り込みや持ち込みも大丈夫ですので、ぜひ行動してみましょう。
- 担当者名が分からない時
- 局・社の誰にも会ったことがない時
は、代表電話に連絡して
- 「〇〇番組の担当者お願いします」
- 「リリース出したいのですが?」
と出し方を聞いてみると、確実に届きますよ。
マスコミに取り上げてもらうには?プレスリリースの文字のみはタブー:まとめ
プレスリリースはただ書くだけではいけません。
マスコミに取り上げられるにはどうすればいいのかを考えることで、取材されるプレスリリースができあがります。
工夫のない文字だけのプレスリリースを持ちこまないように、画像の位置や興味を示す内容に気を付けながら書いてみてください。
そうすれば、おのずと「読まれる・取材される・読者に刺さる」プレスリリースが完成していくことでしょう。
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