「btob」という言葉を耳にするけれど、よくわからない。わかりやすく教えてほしい!
btobはbtocに比べて取材しにくいって聞いたけれど、本当なの?
このような悩みにお答えします。
広報担当になるとよく耳にするのが「btob」です。
btobについてよく知らない広報担当者は、btobのプレスリリースは取材されない!という変なウワサを鵜呑みにしてしまうことも・・・。
なので、今回は
- btobをよく知らない初心者広報担当者
- btobのプレスリリースってどんなものか知りたい広報担当者
- 「取材したくなるプレスリリース」を書くコツを知りたいbtob広報担当者
に向けて、
- わかりやすく
- 具体的に
btobを詳しく紹介していきます。
新たな発見ができる・今後の広報活動のヒントになるので、ぜひメモを取りながらご覧ください。
ビジネスで聞く「btob」とは?
「btob」をよく聞くけど、どういう意味かわからない・・・
という広報初心者の方のために「btob」についてわかりやすく説明します。
「btob」とは
「Business to Business」の略称で、日本語では「企業間取引」と訳されます。
企業間取引は、ある企業が他の企業に対して商品やサービスを提供する取引形態を指します。
具体的には、
- 製造業者が部品を他の企業に販売
- サービス企業が他の企業にビジネスコンサルティングを提供
する場合に「btob」という言葉が使われます。
「btob」の特徴
「btob」の特徴は、一般消費者ではなく企業が相手であること。
そのため、需要の予測や取引のスケジュールは個人消費者向けのビジネスとは異なります。
また、商品やサービスの提供形態も異なる場合があります。
例えば、企業間では契約書や法的な取り決めがより重要となることがあるため、慎重におこなわなくてはなりません。
また、「btob」は一般的に大規模な取引が行われるため、ビジネスの安定性や信頼性が求められます。
企業間の取引では、長期的なパートナーシップの構築や相手企業との信頼関係の構築が大切となるのです。
プレスリリースで「btob」は実は興味が持ちやすい分野だった
「btob」は「btoc」に比べて取材されにくいと最初から弱気の広報担当者が多いですが、それは全くのウソです。
むしろ、
btob=記者があまり知らない→リリースを見て「へぇ!」
と、興味を持ちやすい分野でもあるため、積極的にプレスリリースを出すべきなのです。
では、なぜ「btob」がメディアに興味を持ってもらえる分野なのか。
理由は主に4つあります。
技術開発の革新的な取り組みがある
btob企業は、新しい技術や製品を開発し、業界に革新をもたらすことがあります。
こんなの見たことない!
と思うような革新的な取り組みに、メディアの注目を集めることがあります。
他のビジネスに影響を与える
btob企業の製品やサービスは、他の企業や産業全体に影響を与えることがあります。
例えば、ある企業が新しい生産技術を開発した場合、業界全体の生産性や競争力に影響を与える可能性があります。
そのため、メディアは技術開発の重要なビジネス動向に興味を持つことが多いとされています。
専門知識を持っている
btob企業は、特定の産業に関する専門知識を持っています。
そのため、btob企業の見解や分析は業界全体の動向やトレンドを理解するための貴重な情報源となります。
メディアは知らない知識や情報を欲しがるため、取材されやすくなるのです。
企業間取引の動向に期待できる
btob企業は、他の企業との取引や提携を行うことがあります。
取引や提携は、業界の競争環境やビジネスの方向性に影響を与えることもあり、メディアはこれらの動きに注目。
今後の活動や注目度が期待できる内容であれば、取材されるようになるのです。
「btob」が記事化される3つのコツ
btobのプレスリリースにメディアがより興味を持ってもらえるように、記事化されるための3つのコツを紹介します。
記事化しやすい内容を書く
プレスリリースは適当に書いてはいけません。
btobが書いたプレスリリースに興味を示す内容は
- 「その製品が何に役立つのか」といった社会性の有無
- 企業の裏側・秘話を記者目線で書いたプレスリリース
- 法改正による今後の影響力
の3つです。
とはいうものの、結局は忍耐と行動力で取材されるかも重要となってきます。
「めげずに記者目線を忘れずに書くこと」で、おのずと記事化される内容になってくるのです。
業界メディアに積極的にアプローチをする
まずは、業界内の情報を持っているメディアと関わりを持つようにしましょう。
業界メディアとの関わりは
- 信頼性が生まれ、記事が掲載されやすくなる
- 動向に興味を持ってくれる
- 全国メディアに掲載される可能性が高くなる
といった、メリットが生まれます。
btobは取材されないから・・・と委縮しているのではなく、積極的に動くことが取材殺到への道が開けるのです。
量ではなく質の高いプレスリリースを出す
とにかく、たくさんのプレスリリースを出さなきゃ!
という考えは間違っています。
量ではなく、大事なのは「質」です。
質の高い内容を出すことで、
- 興味を示してくれる
- 取材が殺到する
- 企業を知ってもらえる
ことに繋がります。
取材したくなるプレスリリースを作るためにも「質の高い内容」を意識して作っていきましょう。
わかりやすくbtobとは?btocと比べて取材されにくいはウソ?:まとめ
btobの特徴とbtobのプレスリリースについて詳しく知ることができたのではないでしょうか。
企業間で取引きしている「btob」は、実は個性溢れる情報をたくさん持っています。
個性ある情報はメディアが好む内容でもあるため、実は取材殺到に繋がることもあるのです。
btob広報担当者は、まずbtobは取材されにくい、という言葉を脳から捨てましょう。
そして「めげない・自信を持つ・行動する」をモットーに、質の高い記事を目指して頑張っていきましょう。
そうすれば、「取材したくなるプレスリリース」が完成し、毎日取材の嵐が待っていますよ。
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