広報活動をしているけれど「プレスリリースは意味ないよ!」と他社から言われた・・・本当なの?
このような悩みにお答えします。
広報活動をしていると「プレスリリース意味ない」と感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
それは、
- プレスリリースの意味や目的
- プレスリリースの正しい書き方
を理解していないことから、感じてしまうのです。
プレスリリースは自社の理念を世に知ってもらう、重要な広報活動の1つ。それは紛れもない事実です!
なので、今回は
- プレスリリースが意味のないことか知りたい
- プレスリリースについてしっかりと理解したい
- 「読まれる」プレスリリースで取材を勝ち取る書き方を学びたい
そんな広報担当者の方向けに、プレスリリースに関して詳しく紹介していきます。
なぜ「プレスリリース意味ない」と感じてしまうのか
広報活動で欠かせないプレスリリース配信。
では一体なぜ「プレスリリース意味ない」と感じてしまうのでしょうか。
主な理由として4つの点が挙げられます。
- 成果が見えにくいと感じる
- メディアの選定が難しい
- 競合他社との差別化が難しい
- 効果が出ないプレスリリースを配信している
成果が見えにくいと感じる
プレスリリースを発行しても、具体的な成果がすぐに現れないことがあります。
メディアでの露出や情報発信が、直接的な収益や顧客獲得にどれだけ影響したかを数値で明確に示すのは難しいのも現状です。
また、プレスリリースが具体的な目標や戦略に基づいていない場合、その成功や失敗の判断基準が不足してしまいます。
反応の追跡が難しく、効果が現れるまでに時間がかかることもあり、競合他社や他の広報活動の影響も参考にしてみる必要があります。
メディアの選定が難しい
適切なメディアを選ぶことが難しく、プレスリリースが目的のターゲット層に届かないことがあります。
メディアの特性や読者層、関心事に合わせて選ぶ必要があり、これが難しさを生む要因の1つでもあります。
また、メディア担当者との関係構築も重要で、関係性が不十分だとプレスリリースが十分に取り上げられないこともあります。
結果として、適切なメディアを見極め、そのメディアで注目を浴びることは難しく、プレスリリースの有効性が低下する可能性があるのです。
競合他社との差別化が難しい
他社も同様にプレスリリースを活用している場合、自社のメッセージが埋もれやすくなり、差別化が難しいと感じられることがあります。
競合他社や他の企業も同じメディアをターゲットにしており、その競争も激化。
戦略的なアプローチや独自性を強化し、他社との差別化を図ることで、プレスリリースの有効性を向上させることが重要です。
効果が出ないプレスリリースを配信している
「効果が出ない=プレスリリースは意味ない」と感じてしまうことも多くあります。
- 新規性がなく情報が古いプレスリリース
- インパクトがないプレスリリース
- メディアに合っていない内容のプレスリリース
- 内容が把握できないプレスリリース
この4つのプレスリリースは、メディアに送ったとしても無視されることがほとんど。
効果が出ないのならば、効果が出るように努力することが大切なのです。
後ほど「読まれる」プレスリリースの書き方を紹介するから、参考にしてみてね!
プレスリリースの目的をしっかりと理解する
「プレスリリース意味ない」と感じないためには、まずはプレスリリースが何のためにあるのか、目的をしっかりと把握しておく必要があります。
影響力の高いメディアに取り上げられ、第三者の考えで配信されることで、認知度は格段に上がります。
プレスリリースをキッカケに知名度が上がれば、今後の活動の動向も大きく変わってくることでしょう。
ということで、プレスリリースは意味のないものでは全くありません!
むしろ、手を出さないのは勿体ないことなのです。
プレスリリースの意味や目的をしっかりと理解することが大事。
そうすれば「プレスリリース意味ない」と感じることはなくなるでしょう。
「読まれるプレスリリース」は書き方1つで大きく変わる
リリースを「出す」ことが目的になっている方がいますが、大事なのは「中身」。
いくらPRを頑張っていても中身が伴っていないと「あれっ?」と却って悪印象を与えることもあります。
読まれるプレスリリースを作成できれば「プレスリリース意味ない」を払拭させることができます。
取材される確率も爆上がりするなんてことも!
「読まれる」プレスリリースとはどのような書き方なのでしょうか。
主な書き方として3つ挙げられます。
- 内容がまとまっているか
- 業界用語を使わない「社会性」の内容
- 画像は適当に入れない
内容がまとまっているか
リリースのデザインがオシャレになってきていますが、簡素な方が取材されやすい傾向にあります。
デザインよりも内容がまとまっているかどうか。
細かい字は読めないので、注意してくださいね!
業界用語を使わない「社会性」の内容
タイトルや内容に必要とされる「社会性」。
これを見出すのが難しいですが、
- 広く社会に伝わる・求められる内容
- ニュースで見たことのあるような社会問題を絡めている
上記2点に重点をおくことが大切です。
業界用語を使わず平易な文言で書く事が「リリースの社会性」を作るコツでもあります。
画像は適当に入れない
リリースの画像の位置、意外と大事です。
写真を冒頭に持ってくるリリースが稀にあるのですが、これが見づらい…
画像の内容について解説してからその画像を配置してみてください!
おすすめは
- 問い合わせ先記載の直前
- 該当する記述の左右
に入れることです。
また、プレスリリースの画像は「人物」が写っていることが大切です。
取材できる対象者のイメージがわきやすいので記者が「ちょっと連絡してみようかな」という気持ちになります。
さらに何かを行っている最中=リリースの内容だとなおよし。
ろくろを回す必要はありません!
「プレスリリース意味ない」を払拭!書き方1つで取材爆上がり?:まとめ
プレスリリースは自社の強みを配信する、欠かせない広報活動の1つです。
目的や「読まれる」プレスリリースの書き方をしっかり理解すれば、おのずと取材される確率も上がってきます。
プレスリリースをやる意味なんてない、というのを鵜呑みにせず、全力でプレスリリース作成に臨みましょう!
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