最近業務で「プレスリリース」という言葉を聞くけれど、意味を全く知らない。誰か教えて!
このような悩みにお答えします。
広報の仕事の1つとして「プレスリリースを配信すること」があります。
しかし、実際のところ
- プレスリリースの意味を詳しく知らない
- そもそもプレスリリースって必要なの?
- どうやって配信すればいいのかわからない
という方も多いはず。
なので、今回は
- 初心者向けに
- 超わかりやすく
- 今後活用しやすいように
「プレスリリース」について、詳しく紹介していきます。
基礎となることなので、覚えておくことが大前提。
今後、プレスリリースを活用するうえで大事なことでもあるので、ぜひこの機会に学んでいきましょう。
プレスリリースとは?意味ってなに?
まず「プレスリリースとはどういう意味なのか?」を理解する必要があります。
プレスリリースとは
マスコミ向けに「自社の新しい情報」を発表すること。
文書での発表がほとんどなので、文書そのものを指すこともあります。
ちなみにプレスリリースは、誰が書いても大丈夫です!
誰でも「自分の魅力を詰め込んだ1枚の紙」を作ることができる、それがプレスリリース。
だからこそ、自分や商品、企業と向き合うことが肝心になります。
ニュースリリースとの違い
「ニュースリリース」というものもありますが、プレスリリースと大きな違いはありません。
- プレスリリース:マスコミ向けに送る情報
- ニュースリリース:マスコミを含めた生活者などの幅広い層に向けた情報
どちらにしても「自社の情報を外部に伝える文書」ということは変わらないので「誰に読まれたいか」を明確にして送ることが大切なのです。
プレスリリース配信のメリット・デメリットとは?
プレスリリースを配信する際にもメリット・デメリットがあります。
メリット・デメリットを理解しておくと「プレスリリースリリースの重要性」も見えてきますので、必ず覚えておくようにしましょう。
プレスリリースのメリット
プレスリリースのメリットは、主に3つあります。
- メディア掲載を通じて信頼性が生まれる
- リリースの反響が今後の活動の参考資料となる
- 低コストで情報を拡散できる
プレスリリースを配信することで、メディアに掲載される可能性が高まります。
メディア掲載により第三者から発信されたことで、より信頼性も高まり、実績として今後の活動に活かすことができます。
また「どんなメディアにどのように掲載されたのか」といった、分析や参考資料としても活用できます。
主に作成や配信作業の手間がかかるだけの、比較的低コストで広報活動を行なえるプレスリリースの利用は、広報の視野を広げる重要な活動の1つと言えるでしょう。
プレスリリースのデメリット
プレスリリースのデメリットは主に3つあります。
- 必ずしもメディアに取り上げられるわけではない
- 掲載内容をコントロールできない
- 問い合わせが殺到する恐れがある
プレスリリースを配信すればメディアに必ず取り上げてもらえるよね!
いやいや!取り上げてくれる確率は全体の1%以下でしかないんだよ。
プレスリリースを配信して満足していてはいけません。
というのも、必ずしもメディアに取り上げられるわけではない、というのが最大のデメリットでもあります。
もし取り上げられたとしても、掲載内容は全てメディア側にお任せ。
メディア側の解釈で掲載されてしまうということもあり、意図していない内容になってしまう恐れもあるのです。
下手したら苦情の問い合わせが殺到なんてことにも繋がってしまうため、プレスリリースの書き方が重要となってくるのです。
プレスリリースはどうやって配信するの?
プレスリリースの意味やメリット・デメリットは理解したものの、いざプレスリリースを配信しようとした場合、どうやってやればいいのかわからない、という方も多いはず。
プレスリリースの配信方法は、主に4つあります。
- 封書で郵送する
- ダイレクトにマスコミに売り込む
- 反応がない時にPRサイト使う
- FAXで送る
封書で郵送する
マスコミに「封書で郵送する」手段があります。
しかし、封書での郵送はデメリットもあるので、注意が必要です。
- 封書のリリースは届かないことがある
- 担当者の手元に着いた頃には期日が過ぎている
- 開封されないまま山積みになっている
見てもらうことすらしてもらえない可能性もあるので、注意しましょう。
ダイレクトにマスコミに売り込む
独自色のある広報は「マスコミに出向いて、直接売り込むこと」も手段の1つとしてあります。
ダイレクトにマスコミに売り込むのって気が引ける・・・
という方もいますが、プレスリリースの内容を直接話すことで、信頼性も生まれます。
訪問する前は、事前に担当者に挨拶と用件を話してみるといいでしょう。
反応がない時にPRサイト使う
ダイレクトにマスコミに売り込んでも反応がない時に「PRサイト使う」ようにしましょう。
情報は表に出た瞬間に価値が下がる傾向があるので、大勢の目に触れるPRサイト掲載を遅らせるのはアリ!
ただし記者さんの立場に立って考えると、誰も知らない情報の方が好まれます。
マスコミに直接売り込みをした後の反応を見てから、PRサイトに掲載するようにしましょう。
FAXで送る
最近では少なくなってしまったのですが、プレスリリースを「FAXで送ること」も手段の1つです。
シーラカンスを見るような目で「…ファックス、本当に今も使っているんですか?」と言われることもしばしば。
FAXだと「紙で届く」ので、すぐにメモできるのです。
このDXの時代に、紙を非常によく使う業界。それがマスコミです!
【初心者必見】プレスリリースとは?まずは基礎の意味から理解しよう:まとめ
プレスリリースにも価値があり、自社の情報を世に広める重要な仕事です。
持ち込み方1つで、今後の活動の幅が大きく変わってくることもあります。
プレスリリースについて何も知らないまま行動してしまうと、取材される確率はグッと下がってしまうから気を付けてね!
まずは、プレットシートの意味や目的、メリット・デメリットをよく理解して、広報の活動をおこなっていきましょう。
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