プレスリリースの切り口探しが難航している!取材されるためにはどのような内容がいいの?
このような悩みにお答えします。
企業を世に知ってもらうために欠かせない「プレスリリース」。
しかし「どのような切り口で作成すればいいのか」頭を抱えている広報担当の方もいるのではないでしょうか。
「書いて送るだけ」では取材されない!
とはわかってはいるものの、「取材される内容」がわからないと書くことさえできません。
切り口探しで大事なことは「疑問を持ってみること」です。
疑問を持つこと=切り口とはどのような関係があるのか。
今回は「取材される切り口」について、詳しく紹介していきます。
- わかりやすく
- 実践しやすい
広報担当初心者の方向けの内容となっておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
プレスリリースの切り口探しは難航する
プレスリリースを作成する際、まず「切り口をどうするか」を考えるかと思います。
取材されるには「切り口」がとても重要となってきます。
しかし、切り口が全く決まらずにプレスリリースの作成に時間がかかっている企業も多くいるのも現状です。
切り口をどうすればいいのか悩む広報担当が多い
プレスリリースの切り口がすぐに決まらないのは珍しいことではありません。
しかし、すぐに決まらないからと適当な切り口にしてしまうと
取材される切り口を知らない
↓
適当な切り口・内容の「取材されない」プレスリリースを作成してしまう
↓
取材どころか、内容さえも読んでもくれない
↓
企業を知ってもらうチャンスがなくなる
といった、負の連鎖しか起きないのです。
まずは「取材される切り口とはどのようなものか」を知っておく必要があります。
切り口探しで大事なことは「視聴者が興味を示すか」
切り口探しをする際に大事なことは「興味・関心があるか」ということです。
プレスリリースは、メディアに取材されることも大事ですが「視聴者が関心のある内容」でなければ、取材されることもありません。
視聴者が
- 今話題になっていることを知りたい
- このニュースに興味があるんだよね
といった、興味・関心がある切り口であれば、メディアも興味を示して取材をしてくれることにも繋がります。
視聴者・メディア共に「興味・関心がある切り口」が取材アップのポイントとなるのです。
プレスリリースの切り口は「社会問題」がカギ
では「興味・関心がある切り口」とは、どのようなものなのでしょうか。
「社会問題」は取材率アップに繋がる
実は「社会問題」に関する切り口が、メディアから取材されやすいとされています。
特に「今の社会課題は?解決策は?」といった「社会問題をポジティブに変えられるプレスリリース」は目に留まりやすく、取材率も格段に上がります。
社会問題が世の中に広まることで、みんなで解決策を考えるキッカケにも繋がるんだね。
- 「倒産件数増える」→「倒産目前から立て直した企業」
- 「非正規への子育て給付」→「自社社員への子育て支援」
といった、切り口は今気になるニュースでもあり、売り込むチャンスでもあります。
他にも
- ヤングケアラー問題
- 不登校
- 老老介護
- 貧困
の社会問題の解決策も、プレスリリースの切り口として考えてみるようにしましょう。
常に「疑問」を持ってみよう
プレスリリースの切り口を考える際、実は「普段から疑問を持つこと」が取材されるコツでもあります。
「これってどういうこと?」という疑問は、いつもと違う視点を生み出します。
疑問を持つことで意外と「社会問題」につながることも多く、ここを起点とすることでニュースを作れるからです。
「この内容は〇〇に関係がある?」を常に考えることで、想像しなかった切り口が見えてくることもあります。
社会問題に少しでも重なる部分があれば、そこから視野を広げて考えてみるようにしましょう。
「切り口を変えてみること」もメディアに取り上げられるコツ
社会問題を切り口として内容を考えていくにあたって「切り口を少し変えて複数回送ること」も取材率をアップさせるコツでもあります。
社会問題を切り口にしたから必ず取材される!
というわけではありません。
取材される確率を1%でも高くするための一つの方法として覚えておくようにしましょう。
プレスリリースが埋もれて見れていないこともある
社会問題を切り口にしたのに取材されない理由の1つは「プレスリリースが埋もれてしまい、内容を見ていない可能性がある」ということです。
メディアは何百社から送られてくるプレスリリースをすべて把握することは難しいこともあります。
いくら取材される切り口だとしても、埋もれてしまっていてはどうしようもないですからね。
「取材されない=切り口が面白くない」という訳ではないということを頭に入れておくようにしましょう。
どのように切り口を変えるのか
プレスリリースを1回送っただけだと、埋もれてしまう可能性があります。
しかし、同じ内容を何度も送っていては「またこの企業だ」と飽きられてしまい、破棄してしまう可能性も出てきます。
なので「切り口を変えて複数回送る」という方法を取ってみるようにしましょう。
- 貧困撲滅に向けた取り組み
- 貧困問題に関する意識向上キャンペーンの開始
- 貧困削減プログラムの拡大
- 貧困層支援のための新たなパートナーシップの形成
というように切り口を変えれば、記者の目に留まることもあります。
取材されるように、根気強くプレスリリースを作成していきましょう。
メディアに取り上げられる切り口とは?疑問点が視野を広げるコツ!:まとめ
プレスリリースの切り口は、視聴者・メディアが興味・関心のある「社会問題」について書くと取材される確率が格段にアップします。
常に「なぜ?」を探っていけば、おのずと社会問題に繋がり、プレスリリースを作成しやすくなります。
「切り口」は
- 取材されるかどうかが変わる
- 良いタイトルになるかどうか
をわける重要な部分です。
安易に考えることなく、時間をかけてプレスリリースを作成していきましょう。
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