プレスリリースが完成したけれどすぐに出していいものなの?
取材されやすいタイミングがあるなら教えてほしい!
このような悩みにお答えします。
切り口を練って取材されるプレスリリースを作成して、自信満々でメディアに送ってはいるものの、なかなか取材されないと悩んでいる広報担当者もいますよね。
プレスリリースは切り口や内容、書き方だけが大切ではありません。
取材されるプレスリリースを作成するには「出すタイミング」も重要なのです。
- 曜日
- 時間帯
- 時期
タイミング次第で取材される確率が大幅に変わってきます。
なので、今回は「プレスリリースを出すタイミング:曜日・時間帯・時期」について詳しく紹介します。
実践すれば取材殺到の可能性もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
プレスリリースを出すタイミングで取材率が変わる
プレスリリースを送っても取材されない
と悩んでいる広報担当者の方に質問です。
プレスリリースはいつのタイミングで送っていますか?
プレスリリースは内容も大事なことですが「出すタイミング」も取材される確率を高くするための重要なポイントです。
完成させたら、すぐに出して満足。
これでは、取材されることはありません。
実は、メディアの動きによって「出すタイミング」を見極める必要があります。
ポイントは
- 曜日
- 時間帯
- 時期
この3つです。
- 忙しい時期
- ニュースが放送される時間帯は避ける
といったメディアの現状に合わせて、タイミングを考えながら出さなくてはならないのです。
これで「関心にある切り口+プレスリリースを出すタイミング=取材されるプレスリリース」の完成です。
書くだけを意識するのではなく「出すタイミング」も心掛けて、プレスリリースを作成するようにしましょう。
プレスリリースを出す曜日・時間帯はいつがいい?
まずは、広報関連の書籍や、業界関係者が出席するセミナーなどの情報をもとに、プレスリリースを出すベストな「曜日・時間帯」を紹介していきます。
曜日は「週半ば」がベスト
プレスリリースを
- 来週頭に出そう
- 今週中になんとか出したい
と、月曜日や金曜日に出していませんか?
記者も月曜日は溜まった仕事を片付けてますし、金曜日のリリースは週明けに持ち越すことになるので敬遠しがち。
なので、なるべく「週半ばの火曜日・水曜日・木曜日」に出すことを心がけてみましょう。
特に、「週半ばの祝日」は取材することが少ないので、絶好の売り込みチャンスです!
GWのイベントを売り込むなら、4月20日前後には配布するのがベスト。
木曜日までには準備してリリースしてみてください。
リリースを送る日を「商品発表の日」「イベント開催決定日」にしている広報担当者もいますが、記者さんもロボットではないので受け取ってすぐには記事を書けません。
◯日までは掲載しないで!」という条件をつける“情報解禁設定“のプレスリリースであれば、商品発表の数日前に送ることが可能です。
事前に記者の手元に情報が届くので、取材される確率も高くなります。
時間帯は「ニュースの放送時間」による
テレビ各局が夕方ニュースを放送し始めるのは、16時ごろ。
生放送だからといって放送中に取材依頼をしても、誰も取材に来てくれません。
数時間前までは放送するための映像を編集していますので、このタイミングでプレスリリースをしても目を通す余裕がありません。
様々な書籍や資料によれば、テレビや新聞の記者が比較的落ち着いているのは10時〜11時ごろとされています。
見ることの少ない「夜や夜中の時間帯」に送るのは避けた方がいいでしょう。
プレスリリースを出す時期は注意が必要
プレスリリースを出すタイミングは「曜日や時間帯」だけではありません。
実は「時期」によっても取材されるかどうかの明暗が分かれてくるのです。
今回は「おすすめしない2つの時期」を紹介します。
取材率がかなり低くなることもあるため、必ず覚えておくようにしましょう。
内容によっては取材されることもあります。
競争率が高い「クリスマス」
プレスリリースに「クリスマス」と盛り込むと競争率が急上昇します。
ただでさえ、プレスリリース界隈は毎日何百通と送られてくることもあり、倍率が高いです。
クリスマスイベントは尚更です!
激戦時期こそ基本を大切にして、考えていくようにしましょう。
クリスマスに限らす、“〇〇の日“はプレスリリースの採用倍率が高まる激戦時期!
その他、以下のようなタイミングもライバルが多いことを認識しておくと良いでしょう
- バレンタイン
- 子どもの日
- ハロウィン
記者の目に留まりにくい「選挙期間」
選挙は報道局が一番仕事に追われるタイミング。
選挙戦ど真ん中、投票日前にプレスリリースを送っても「取材に行く余裕がない・・・」とスルーされてしまうこともあります。
記者の目に留まることが少なく、そのまま破棄されてしまう可能性も出てきてしまうのです。
いくら社会問題に関する内容だとしても、目に留まらなくては意味がありません。
いま準備されている企画は「選挙後」にリリースするようにしましょう。
プレスリリースはいつ出すの?絶好のタイミングは○○だった:まとめ
取材されるプレスリリースは「書くこと」だけが重要ではないということがわかったのではないでしょうか。
「出すタイミング」によって、今後の企業の発展がどうなるのかが変わってくる可能性があります。
曜日・時間帯・時期をたった1つでも変えただけで、取材殺到の嵐が舞い込んでくるかもしれません。
取材してほしい!
と常に思っている広報担当者は、ぜひ「プレスリリースを出すタイミング」を意識しながら作成していくようにしましょう。
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