子育てにお金がかかるってよく聞くから不安しかない。支援制度はなにがあるの?
このような悩みにお答えします。
子供を産むにあたって、お金事情は前もって把握しておくことが大切です。
それは、
不安が解消させる
↓
楽しく子育てができる
ことに繋がるからです。
今は、子育てがしやすい環境づくりを目指して、全国でお金に関する支援制度が充実しています。
支援制度を利用し不安や悩みを一切なくして、楽しく子育てをやっていきましょう!
ということで今回は、
- 子供が産まれる予定の妊婦さん
- 子供を作ろうと考えているママさん
- 子育ての支援制度について知りたい方
向けに、子育てに関する損益分岐点や国や東京23区の支援制度について紹介します。
子育てにおける損益分岐点はどこになる?
子育てするにはお金がかかってしまいます。
これも必要だった!
と、次から次へとお金の使い道が増えていくこともよくあります。
では、子育てにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
損益分岐点と一緒に考えていきましょう。
子育てにおける損益分岐点とは、親が子供を育てるためにかかる費用と、その子供が親にとって経済的に貢献し始めるポイントを指します。
子育てにかかる費用はどれくらいなのか
子育てには
- 幼稚園・学校・教材・塾などの「教育費」
- 身体を大きくするために大事な「食費」
- 成長に伴って買い替える「衣服・日用品」
といった、さまざまな費用がかかります。
内閣府の調査では、子供一人にかかる費用はなんと「約3000万円~4000万円」という結果が出ています。
特に学校で私立に入学すると「約2000万円以上かかる」ことも!
想像以上にお金がかかることを想定しておく必要があります。
損益分岐点は一概に言えるものではない
そうなると子育てにおける損益分岐点はどこになるのか、気になるところですよね。
子育てにおける損益分岐点一概に言えるものではありません。
それは、多くの要因が考えられるからです。
例えば、
子供が成人し、独立するまでの期間
その子供が将来的に親を経済的に支援するかどうか
などがあります。
また、家族の経済状況や地域によっても異なります。
損益分岐点は
「子供が成長するにつれてかかる費用と子供が将来的に収入を得る可能性」
を考えて、計算する必要があるのです。
国の子育て支援策「児童手当」を詳しく知っておこう
子育てにかかる費用がこんなにかかるんだ・・・
と不安になってしまいますが、安心してください!
子供がいる家庭に支給される、国が定める子育て支援策「児童手当」を利用してみましょう。
国の子育て支援策「児童手当」とは?
「児童手当」は、これからの社会を担っていく子供の成長を助けることを目的とした、国が定める子育て支援策です。
支給対象者は:中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方
支給時期:原則として、毎年6月、10月、2月に、それぞれの前月分までの手当を支給(6月の場合は2月~5月分を支給)
補助金はどれくらいもらえるの?
「児童手当」を申請することでもらえる補助金は以下をご覧ください。
子供の年齢 | 児童手当の1人あたりの月額 |
3歳未満 | 15000円 |
3歳以上小学校終了前(第1・2子) | 10000円 |
3歳以上小学校終了前(第3子) | 15000円 |
中学生 | 10000円 |
ただし、受給者の所得によって5000円や受給できないこともあるため、注意しなくてはなりません。
所得制限限度額・所得上限限度額は以下をご覧ください。
扶養親族等の数 | 所得制限限度額 | 所得上限限度額 |
0人 | 622万円 | 858万円 |
1人 | 660万円 | 896万円 |
2人 | 698万円 | 934万円 |
3人 | 736万円 | 972万円 |
4人 | 774万円 | 1010万円 |
5人目以降 | 一人増えるごとに38万円加算 | 一人増えるごとに38万円加算 |
子育て支援制度が充実している都内2つの区を徹底分析
東京では、各区によって子育て支援策が異なります。
今回は、子育て支援策や補助金が充実している、おすすめの2つの区「江戸川区」「港区」を詳しく紹介していきます。
安心して育てるためにも、支援策が充実している場所に引っ越しを検討してみるのもおすすめです。
0歳児向けの支援が充実している「江戸川区」
江戸川区では、0歳児向けの支援制度があるため、育休中のパパさん・ママさんは安心して子育てをすることができます。
- 昭和44年から実施している「乳児養育手当」
満1歳になるまで、月額13000円支給されます。
ミルクやオムツを消耗する頻度が高い時期なので、補助金が支給されるのはありがたいことです。
- 玄関先担当者に悩み相談・ベビー用品が支給される「子育ておむつ定期便」
事前に日にちを決めておくと、見守り配達員という担当者が自宅に訪問してくれます。
5分程の時間で、オムツや食器などのベビー用品が支給されるため、費用を少なくすることができます。
- ファースト&2ndバースデーサポート事業
- 子ども医療費助成制度
- 幼保小中で給食費を無償化
- 子育て応援ギフト(妊娠前と出産後に各5万円分のポイント付与)
妊婦時期から出産までの支援が充実している「港区」
港区では、出産後だけでなく、妊娠している時期も支援してくれる制度があります。
- みなとプレママ応援事業
港区の全ての妊婦の方を対象に助産師等が面談を行い、
- タクシーの乗車
- 育児用品等の購入にご利用いただける商品券(1万円分)
を育児パッケージとして配布する制度です。
悪阻で病院に行くのが大変な時期にタクシーを利用できるのは、とても助かります。
- 出産応援ギフト
- 妊娠届を提出
- みなとプレママ応援事業の面談をおこなった方
を対象に、妊婦1人につき5万円相当の電子クーポンが配布される制度です。
- 2人目の保育料が無料
- ひとり親家庭支援
- 1時間500円で一時預かりができる
※他の区でも、子育てを助けてくれる支援制度を実施しています。
どんな支援があるのか調べてみたり、区の窓口に問い合わせをしてみるといいでしょう。
子育てにお金がかかりすぎ!支援や補助金を利用して家計に役立てよう:まとめ
子育てにはどうしてもお金がかかってしまいます。
しかし、全国各地では、子育てを助けてくれる支援策や補助金制度がたくさんあります。
ここまでしてもらえるの!?
と感じてしまう支援策があるほど、家計を手助けしてくれます。
一人で悩まずに、まずは「どんな支援があるのか」を探って、利用できるものは利用してみましょう。
そして、子供と笑顔溢れる楽しい毎日を過ごしていきましょう!
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