子供が産まれてミルクは飲ませてるけれど、離乳食っていつから始めたらいいのかわからない!
このような悩みにお答えします。
子供が産まれると、オムツを変えて、ミルクを飲ませて・・・とやることがたくさんあるので大変な時期です。
そして、後に離乳食も食べさせなくてはなりません。
離乳食を喉に詰まらせそうで、まだ食べさせていない
離乳食の開始時期が過ぎてるかもしれない
と、焦っているママさんもいることでしょう。
離乳食を開始するポイントは「子供の3つのサインを確認すること」なのです。
今回は、子供の成長に大事な離乳食を「完全マニュアル」で詳しく紹介します。
子供が見せるしぐさや動きを見逃さずに、安全に離乳食を食べさせるようにしましょう!
離乳食は生後5~6か月頃から始めることが多い
そろそろ離乳食のことも考えなくては!
と感じているママさんもいますよね。
離乳食を始める適切な時期は、一般的に子供が「生後5〜6ヶ月になる頃」からです。
この時期になると、子供の消化器官が十分に発達し、離乳食を消化しやすくなります。
また、5〜6ヶ月以降は母乳やミルクだけでは栄養が不足し始める場合があります。
離乳食を導入することで栄養のバランスを整えることが重要です。
ただし、子供の成長にも異なるため、この後紹介する「子供が見せるサイン」で離乳食を開始する目安とするといいでしょう。
離乳食開始の子供が見せるサインとは
離乳食を開始するためには、子供が見せる3つのサインをクリアしていないといけません。
3つのサインを確認できたことで、離乳食を与える目安にもなります。
では、重要な3つのサインとはどのようなことなのでしょうか。
首が据わっていて、5秒以上お座りができる
首の筋力を活用して食事を摂取するということもあり、
- 首がふらつかず安定している
- 支えてあげると5秒以上お座りができる
といった状態であれば、首の筋力が十分に発達していると言えるでしょう。
スプーンを口に入れても舌で押し出す反応が少ない
子供の下唇に、軽くスプーンを乗せてみましょう。
もし口の中にスプーンを入れても、舌で前に押し出し反応を示さなければ、離乳食をうまく摂取できるサインでもあります。
嫌がるうちは、まだ準備が整っていない状態です。
離乳食開始はもう少し待ってみるようにしましょう。
食べ物に興味を示す行動を取る
子供が食べ物を目にしたときに、興味を示す行動を取っているか確認してみましょう。
- 食べ物を見てよだれを垂らす
- 大人たちが食べている食べ物をジッと見る
- 自分も一緒になって口を動かす
- 食べ物を手で掴もうとする
これらの行動が確認できるようであれば、離乳食開始のサインです。
固形の食べ物を食べたい!
という感情が芽生えているサインでもあります。
離乳食開始のサインが見られない場合の3つの対処法
離乳食開始のサインがどうしても見られない!
と、不安になってしまうママさんもいますよね。
ここでは、離乳食開始のサインが見られない場合に試してほしい、3つの対処法を紹介します。
準備が整うまで待つ
子供の成長や発達は個々に異なるため、一定の時期に離乳食を開始する必要はありません。
あくまで一般的な時期です。
サインが見られなくても全く焦る必要はありません。
少し待ってみて、子供が準備ができるまで時間を与えることも選択肢の1つです。
環境を整える
離乳食開始の環境を整えることで、子供が食べ物を受け入れやすくなる可能性もあります。
- 静かな場所
- 子供が安心できる場所
といったリラックスした状態で食事をする習慣を作ってあげることが大切です。
医師や専門家に相談する
環境を整えたり、長期間待っても離乳食開始のサインが見られない場合は、医師や栄養士に相談することを検討するようにしましょう。
赤ちゃんの個々の状況に合わせたアドバイスやガイダンスを提案してくれます。
もし相談する際は、
- ミルクや母乳はどれくらい飲むのか
- 一日のスケジュールはどのようなものか
を整理しておくと、スムーズに進めることができます。
覚えておこう「最初に始める離乳食は潰したおかゆや野菜から!」
離乳食開始のサインが見られたら、いざ子供に離乳食を食べさせてみましょう。
といっても、何から食べさせたらいいのかわかりませんよね。
生後5~6ヶ月だと、まだ歯が生えていない状態です。
固形の食べ物をそのまま食べさせたら、噛むことができず飲み込むことしかできないため、大変危険です。
離乳食を始める際、一般的には
- 簡単に消化できる
- アレルギーのリスクが低い食材
から始めることが推奨されています。
食べ物の目安 | 食べられる物 |
●子供の様子を見ながら、一日一回1サジずつ与える ●ミルクと母乳は飲むだけ与える | ●つぶした水分の多いおかゆから始める ●慣れてきたら、つぶした「豆腐・白身魚・卵黄・かぼちゃ・リンゴ」を与える |
おかゆは、消化しやすく、赤ちゃんの胃腸に負担をかけません。
最初は水分を多めにして柔らかく煮たものから始め、次第に米粉の割合を増やしていきましょう。
野菜や果物は、柔らかくして(蒸すなど)ペースト状にしたものを食べさせるのがポイントです。
また、
離乳食を喉に詰まらせたらどうしよう
という不安から顔に出てしまうママさんもいますが、それは子供にも伝わってしまいます。
「食事は楽しいもの!」ということを子供に教えるためにも、笑顔で離乳食を食べさせることを心掛けましょう。
【完全マニュアル】離乳食開始のサインは3つ!開始時期はいつから?:まとめ
離乳食を開始するタイミングは、子供が示すサインで決まってきます。
あ!バナナを見てよだれを垂らしてる!
といった行動が見られると、離乳食開始と共に、子供の成長も感じることができるので、親心として嬉しさが滲み出てきます。
もし、離乳食を開始するためのサインが見られない場合でも、焦る必要は全くありません。
子供をじっくり観察して、子供に合ったペースで離乳食を開始していきましょう。
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